どんな種類がある?
大きく分けて、脂肪注入豊胸、シリコンバッグ豊胸、ヒアルロン酸豊胸の3種類です。
●脂肪注入豊胸
温かく柔らかいバストに仕上がるのが特徴です。
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●シリコンバッグ豊胸
希望通りの大きなバストに仕上がるのが特徴です。
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シリコンバッグと脂肪を組み合わせた豊胸術はこちら
●ヒアルロン酸豊胸
手軽にバストアップ可能なのが特徴です。
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脂肪注入豊胸 | シリコンバッグ豊胸 | ヒアルロン酸豊胸 |
温かく柔らかいバストに仕上がる | 希望通りの大きさに仕上がる | 手軽にバストアップが叶う |
値段相場は?
脂肪注入豊胸が40万〜150万円、シリコンバッグ豊胸が50万〜100万円、ヒアルロン酸豊胸が1ccあたり3,000〜4,000円ほどです。
脂肪注入豊胸 | シリコンバッグ豊胸 | ヒアルロン酸豊胸 |
¥400,000〜1,500,000 | ¥500,000〜1,000,000 | 1ccあたり¥3,000〜4,000 (両胸1カップUP≒¥800,000) |
●ヒアルロン酸豊胸の値段のからくり
ヒアルロン酸豊胸は1ccあたりでの価格を提示するクリニックがほとんどですが、1カップ胸を大きくするには片胸でおよそ100ccのヒアルロン酸が必要です。これを両胸の200ccにして計算すると60〜80万円ほどになります。
どんな失敗がある?
痛みを感じる炎症から、見ためが不自然になってしまうもの、バストが硬くなってしまうものまで、様々な失敗があります。
●脂肪注入豊胸の失敗
脂肪注入豊胸のおもな失敗はしこりです。見ためにはほとんどわからないケースも多いのですが、触れるとごろっとしたかたまりが確認でき、バレにつながることもあります。また、しこりができた場合、マンモグラフィーでの乳がん検診を受けるのは非常に危険です。しこりが圧迫されて破裂すれば、中の壊死した細胞が広がってより大きなしこりになってしまう可能性があります。
不純物を多く含んだ脂肪の注入や、キャパシティを超える量の注入、やかたまりでの注入が原因です。
●シリコンバッグ豊胸の失敗
シリコンバッグ豊胸のおもな失敗は経年劣化による拘縮などです。見ためにも分かりやすく、重度の場合は炎症でバストが腫れ上がってしまうこともあります。バレにもつながりやすく、なによりもご本人の精神的な負担に繋がってしまうケースが多いです。マンモグラフィでの乳がん検診も、バッグが破損する可能性があり危険なので、受けられないことが多いでしょう。
人工物を使用する以上、避けられない失敗です。
●ヒアルロン酸豊胸の失敗
ヒアルロン酸豊胸のおもな失敗は体質が合わないことによる炎症です。その結果しこりができます。見ためには、分かる場合とそうでない場合がありますが、痛みを感じるケースがほとんどで、豊胸直後の除去を望まれる方も少なくありません。ヒアルロン酸が身体に合うかどうかは、実際に注入してみなければ分からないため、失敗してから「まさか自分が」と思われる方が多いです。マンモグラフィでの乳がん検診は、ヒアルロン酸を覆う被膜が破れ炎症に繋がってしまう可能性があるので、基本的には断られてしまうでしょう。
また、想像以上に硬いという理由で除去を希望される方もいらっしゃいます。
豊胸はバレる?
自己脂肪を使った脂肪注入豊胸であれば、バレることはほとんどありません。ただしシリコンバッグやヒアルロン酸などの人工物を使用する場合は、バレてしまうことがあるでしょう。
●脂肪注入豊胸のばれ
仕上がりは、見ため、手触りともに生来のバストと変わらない状態になります。将来に渡って、ばれの心配なくお過ごしいただけるでしょう。
ただし、術後1ヶ月までの期間はダウンタイムのため、バスト全体が内出血した状態になります。症状がおさまるまでは、手術を受けたことがばれてしまう可能性がありますので、お気をつけください。
●シリコンバッグ豊胸のばれ
人工物を使用するため、時間の経過とともに豊胸インプラントが劣化し、ばれのリスクが高まります。手術から10年前後で、シリコンバッグを覆う被膜が拘縮を起こし、上体を倒しても流れない、手触りの硬いバストに。
見ため、手触りともに、シリコンバッグ豊胸は最もばれやすい方法でしょう。
ただし、シリコンバッグでも周りを脂肪を注入することで、バレにくい自然なバストに仕上げることは可能です。詳しくはハイブリッド豊胸をご覧ください。
●ヒアルロン酸豊胸のばれ
ヒアルロン酸豊胸は、手触りでばれることがほとんどでしょう。触感の柔らかいヒアルロン酸はすぐに吸収されてしまい効果が長続きしないので、豊胸には硬いヒアルロン酸を用いるケースが多いのです。ときにはその硬さが見ためにも現れてしまうことがあります。
充填材を使用した豊胸は危険?
発がん性物質を含むものもあり、おすすめしていません。
●アクアフィリング豊胸の危険
安全性が疑問視されている充填材のひとつです。アクアフィリングは98%が生理食塩水ですが、残り2%が「アクリルアミド」という成分です。実はこの成分に、発がん性が認められています。まだ実例こそないものの、危険な物質を体内に注入することは好ましくないでしょう。
また、アクアフィリング豊胸が原因でバストに炎症が起き、除去を希望される方も多くいらっしゃいます。
詳しくは、アクアフィリング豊胸の基礎知識をご覧ください。
●ヒアルロン酸豊胸の危険
日本ではメジャーな充填材、ヒアルロン酸ですが世界的にはあまり推奨されていません。特にアメリカでは政府機関が危険だと判断しています。
ヒアルロン酸は注入した際、拒絶反応が強く起こり、しこりになってしまうケースがありますが、こうしたケースを事前に判別できないという現状があります。身体にどのような影響を及ぼすのか予測できないものを、バストに注入するのは良くないでしょう。